OpenCVは3.0からPython3系に対応しています。brew install opencv3 でもインストール自体はできるものの、はまりどころが多かったので cmake する手順でお届けします。

環境は OS X Yosemite 10.10.4 / Python 3.4.3 で、pyvenvの利用を前提とします。GPUの利用などは考慮せず、最低限動かすための環境です。

全体の流れ

  1. cmake がない場合、インストール
  2. pyvenv を実行
  3. NumPyのpipインストール
  4. opencv-3.0 をダウンロードして展開
  5. configureオプションの設定
  6. make

なお、Macがクリーンな状態ではないので他に依存ライブラリがある可能性があります。

手順詳細

cmakeがない場合、brewでインストールします。

brew install cmake

OpenCV用のpyvenvを作成し、NumPyをインストールしておきます。

pyvenv opencv
source opencv/bin/activate
pip install numpy

OpenCVをダウンロードして展開します。展開場所はどこでも良いです。

mkdir build
cd build
cmake ..
ccmake .

ここで設定画面が表示されるので、Python周りの設定を確認・修正を行います。設定箇所は下記の通りです。

PYTHON3_EXECUTABLE = /Users/your_user/virtualenv/opencv/bin/python3.4
PYTHON3_INCLUDE_DIR = /Library/Frameworks/Python.framework/Versions/3.4/include/python3.4m
PYTHON3_LIBRARY = /Library/Frameworks/Python.framework/Versions/3.4/lib/libpython3.4m.dylib
PYTHON3_NUMPY_INCLUDE_DIRS = /Users/your_user/virtualenv/opencv/python3.4/site-packages/numpy/core/include
PYTHON3_PACKAGES_PATH = /Users/your_user/virtualenv/opencv/lib/python3.4/site-packages

なお、各種PATHは環境によって異なりますので適時読み替えてください。

設定し終えたら、忘れずに「c」を入力します。「c」を入力せずに「q」でquitしてしまうと設定内容が反映されません。

make install を行います。

make && make install

シンボリックリンクを貼ります。

ln -s /usr/local/lib/python3.4/site-packages/cv2.so
/Users/your_user/.virtualenv/opencv/lib/python3.4/site-packages/cv2.so

結果を確認します。

$ python

>>> import cv2 # インポートエラーが起きなければOK
>>> cv2.__version__ # 一応バージョン確認
'3.0.0'

おいしく焼けました。